高知商敗退
最後までさわやか応援
第八日第三試合で、高知商は京都代表の平安に0−5で悔しい敗戦。一塁側の高知商応援団は劣勢のナインに懸命の声援を続ける一方、相手校にエールを送るさわやかさも光った。
応援スタンドは千人を超える生徒、父母、OBらが駆けつけた。開始前、県予選から急ごしらえの応援団員を務める野球部員の谷口博健君=二年=は「きょうも迫力を出して応援です。スタンドを乗せていきます」と決意を話す。その一方で「フレーフレー平安」と相手応援団とエールを交換し、礼儀正しさもすがすがしい。
初回にいきなり4点を奪われる劣勢にも応援団はひるまず、三回にはブラスバンドの演奏でよさこい踊りで盛り上がる。阪神タイガースの私設応援団「神戸真弓会」の五人も助っ人に。「もう十一年高知商の応援に来ている。プロ野球と違って高校野球はトーナメント戦。気合がごっつい入る」と同会の前田徹さんは力強いトランペットを響かせた。
これには生徒五十二人とOB十人で編成のブラスバンドのリーダーで音楽部部長、今井理恵さん=三年=も「私たちだけだとバテてしまうところ。真弓会の人たちにとても感謝しています」。そして「チームも絶対勝ってくれると信じています」と話した。前田さんの指導で覚えたタイガースの応援マーチも披露して、グラウンドのナインを元気付けた。
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